こんにちは、登山歴2年のカエルハイカーです。夫婦で登山やキャンプを楽しんでいます。
2021年8月、北アルプスの蝶ヶ岳(標高2,677m)に登りました。蝶ヶ岳は北アルプスの展望台とも言われ、山頂から槍・穂高連邦の大パノラマが望めることで有名です。難易度の高い山が集まる北アルプスの中では、危険箇所が少なく比較的登りやすいのも特徴。
登山ルートとしては安曇野側から登るか上高地側から登るかのどちらかになりますが、今回はテント泊デビューも兼ねて、上高地から横尾・徳沢ルートで登って来ましたので、その様子をご紹介します。
蝶ヶ岳山頂ではなく、途中の徳沢キャンプ場でテント泊したのですが、その理由も書いていますので参考になれば嬉しいです。
※ここに記載の内容は2021年8月現在のものです。
[蝶ヶ岳] 5つのおすすめポイント
- 山頂から槍・穂高連邦の大パノラマが望める (北アルプス随一の展望です!)
- 登山道に大きな危険箇所がない
- 山頂に蝶ヶ岳ヒュッテ(山小屋)があり、食事やトイレに困らない
- 山頂付近では高山植物のお花畑が楽しめる
- 日帰り登山もテント泊も可能
[蝶ヶ岳] アクセス・駐車場
今回は上高地側から登るので、まずは拠点となる上高地を目指します。
上高地は通年マイカー規制があるので、麓の「平湯あかんだな駐車場」または「沢渡(さわんど)駐車場」まで車で行き、そこから上高地へはシャトルバスで向かいます。
※岐阜県側から行く方は「平湯あかんだな駐車場」、長野県側から行く方は「沢渡(さわんど)駐車場」が便利です。
■駐車場料金
平湯あかんだな駐車場(600円/1日)
沢渡駐車場(700円/1日)
■シャトルバス料金
平湯あかんだな駐車場→上高地(2,090円/往復)
沢渡駐車場→上高地(2,400円/往復)
※いずれも乗車時間は約30分
[蝶ヶ岳] 登山ルートと歩行時間
今回の登山ルート(横尾・徳沢ルート)
蝶ヶ岳のメジャーなルートは下記の3つ。
〈安曇野側から登る〉
・三俣ルート 上り約5時間10分
〈上高地側から登る〉
・徳沢ルート 上り約4時間30分
・横尾ルート 上り約3時間40分
※上高地側から登る場合、上高地から徳沢登山口まで徒歩約2時間、上高地から横尾登山口まで徒歩約3時間が加算されます。(アップダウンの少ない平坦な道です)
今回は上高地側から登るので、上りは横尾ルート、下りは徳沢ルートを選択。途中の徳沢キャンプ場でテント泊し、そこをベースキャンプとして2日目に蝶ヶ岳にアタックしました。重たい荷物をテントに置いて身軽で蝶ヶ岳に登るという作戦です!
1日目:上高地▶︎徳沢 (徳沢キャンプ場泊)
2日目:徳沢▶︎横尾▶︎蝶ヶ岳山頂▶︎徳沢 (徳沢キャンプ場泊)
3日目:徳沢▶︎上高地
上りで横尾ルートを選択したのは、槍ヶ岳を見ながら登れることが魅力的だったから。横尾ルートはほぼ樹林帯の登山道ですが「槍見台」など展望の効く箇所があるので、しんどい時に元気をもらえます。反対に、徳沢ルートは山頂近くまで景色がほぼ楽しめない上に、長時間の登りが精神的にきつそうだったので下山で使うことにしました。
歩行時間
1日目:約2時間 上高地〜徳沢
2日目:約9時間30分 徳沢〜横尾〜蝶ヶ岳〜徳沢
3日目:約2時間 徳沢〜上高地
※休憩時間を除く
※2日目、下山で足を痛めて予想時間をはるかにオーバーし約9時間30分かかっていますが、通常は7時間30分〜8時間ほどの歩行時間になります。(個人差はあります)
2日目は日帰りで蝶ヶ岳アタックになります。山行時間がとても長くなるので朝は早めに出発するのが◎ 私たちは朝5時半頃スタートしましたが、それでも遅かったと反省しています。山ではどんなハプニングが起こるか分からないので余裕を持った行動が一番ですね。
[蝶ヶ岳] 山頂でテント泊しなかった理由
当初は安曇野側の三俣ルートで登り、蝶ヶ岳の山頂でテント泊する予定だったんですが、色々調べているうちに幾つか不安要素が出てきました…。
《不安①》重たいテント泊装備を背負って山頂まで体力が持つか心配 (テント泊未経験)
《不安②》先着順のテント場なので、満員だと最悪下山しなければならない
《不安③》 安曇野側の三俣駐車場は深夜から大混雑で狭い山道に路駐の嵐という噂 (車中泊も眠れなさそう…)
初心者なのでアレコレ不安になり、計画を変更して上高地側の徳沢キャンプ場でテント泊することにしました。
\徳沢キャンプ場でテント泊するメリット・デメリット/
メリット
・重たいテント泊装備を背負って歩くのは、上高地~徳沢間(片道約2時間)だけで済む
・荷物をテントに置いたまま身軽で蝶ヶ岳山頂を目指せる
デメリット
・蝶ヶ岳山頂で日の出を見られない
・日帰りで蝶ヶ岳に登るので1日の山行時間が長くなる
蝶ヶ岳山頂でテント泊の場合、重たい荷物を担いで山頂まで登るしんどさが、徳沢キャンプ場でテント泊の場合、1日で蝶ヶ岳を往復するしんどさがあり、どちらを選んでもしんどいことには変わりないです^^;
[蝶ヶ岳] 登山
1日目(上高地~徳沢)
1日目は上高地から徳沢まで約2時間の道のりを歩き、徳沢キャンプ場でテント泊します。
上高地バスターミナルに到着するも、あいにくの雨。
雨だとテント場でやることも無いので、バスターミナルでゆっくりしてから出発することに。
蝶ヶ岳アタックの明日は晴れ予報だから、きっと今晩には雨も止むはず…
河童橋からはジャンダルムや奥穂高岳も見えるようですね。勉強になります。
徳沢へ向かう前に、まずは腹ごしらえ!というわけで、バスターミナルにある「上高地食堂」にてランチ♪
信州名物「山賊焼定食」を注文しました。ザックザクの衣に肉厚の鶏肉で美味しい〜。
他にもイワナの塩焼きが付いた「上高地定食」や「信州サーモン丼」など、信州ならではの食材を使ったメニューがたくさんありますよ。
朝6時から営業しているので、早朝に到着しても安心ですね。
上高地バスターミナルから梓川沿いに徒歩約3分、有名な「河童橋」に到着。
お天気悪くてジャンダルムも奥穂もまったく見えない…。
まずは上高地と徳沢の中間地点「明神」を目指して出発!
橋を渡らずにまっすぐ進みます(左岸ルート)。橋を渡って行くルート(右岸ルート)もありますが、観光客が多いです。
少し歩くと「小梨平キャンプ場」があるので、中を抜けていきます。昨年?熊が出てニュースになったキャンプ場ですね。
アップダウンの少ないほぼ平坦な道が続きます。雨の日は森が艶やかで気持ちいい。
雨でぬかるんでいるところが多いですが、木道があるので助かります。
上高地から1時間弱で明神に到着!
明神には売店や食堂があるので休憩やランチもできますよ。もちろんトイレもあります。
まだまだ体力に余裕があるので、休憩は取らずこのまま徳沢方面へ進みます。
明神を超えたあたりから雨が激しさを増してきました。がっつり雨の中の登山は初めてなので、ちょっと新鮮。
クマ、ほんまにいるんや…汗
鐘を鳴らして今から人が通ることを熊にお知らせします。
曇ってはいるけど、梓川の美しさに感動!さらに山深い奥地へと進んでいきます。
徳沢ロッジが見えたらゴール目前。徳沢園と書いてある方へ。
14時20分、徳沢キャンプ場に到着!明神から約1時間、上高地からは2時間弱で歩けました。
雨のせいかテントが少ない、ラッキー!
目の前の建物が「みちくさ食堂」。食事・喫茶・売店があります。
右の赤い屋根が「徳澤園(とくさわえん)」。レトロでとってもおしゃれな山小屋です。キャンプ場の受付もここでします。
テント場の料金は1泊1,400円(大人1名)です。
テントは好きな場所に張ってOK!
今回のために新しく購入した山岳用テント「MSR ハバハバNX」。2人用テントにしては室内が少し広く感じたのでこれにしました。
とはいえ、荷物を入れると余裕はないです…。2人で寝ると寝返りは打てません。
荷物を少しでも軽くするために、食料はフリーズドライが中心。
足りなかったので、みちくさ食堂でおでんを買いました。カレーも美味しいのでおすすめ!
今日は早めに就寝して、明日の蝶ヶ岳アタックに備えます。
2日目(徳沢~横尾~蝶ヶ岳山頂~徳沢)
2日目は、徳沢を出発し「横尾ルート」で蝶ヶ岳へ登り、「徳沢ルート」で下山します。
朝5時に徳沢出発の予定でしたが、しっかり寝坊し5時20分出発。
14時に徳沢に戻ってくる予定ですが厳しそう…。
往路は「横尾ルート」を使うので、横尾方面へ。
「徳沢ルート」で登る方は、長塀山方面へ進むとキャンプ場内に登山口があります。
私たちは復路で徳沢ルートを使いました。
徳沢から横尾までは約1時間、ほぼ平坦な道を歩きます。
途中に立派な吊り橋がありました!「新村橋」という名前がついています。
渡りませんが、ちょっと寄り道していきます。
渡ると「パノラマコース」と言って涸沢方面に向かう上級者向けルートになるのでご注意を。
橋の上からは前穂高岳の岩峰を望むことができます。
梓川にたなびく雲が幻想的ですね。いいお天気になりそうな予感♪
ウォーミングアップにちょうどいい平坦な道が続きます。
景色を楽しみながら歩いているうちに、横尾に到着!
横尾でテント泊することも可能です。横尾山荘もあるので小屋泊もできますよ。
この大きな横尾大橋を渡ると涸沢カール方面へと続いています。来年は涸沢カールでテント泊したい!
横尾大橋はスルーして、槍ヶ岳方面へ進みます。
すぐに蝶ヶ岳と槍ヶ岳の分岐が出てきます。今回はもちろん蝶ヶ岳方面へ。
槍ヶ岳は目標の山。体力と技術力を上げていつかチャレンジしたい。
ここから本格的な登山道に入ります。
一気に登山道らしい雰囲気に。
なんか登山道荒れてる?ここだけでした。
横尾ルートは、蝶ヶ岳の稜線までまっすぐに登るコースです。その分距離は短いですが、登り始めから急登の連続。
標高が高いせいか、呼吸が乱れてすぐに立ち止まってしまいます。
徳沢の標高が1,560mで、蝶ヶ岳の標高が2,677mなので、1,000m以上の標高差を登らなければなりません。
出だしから気が遠くなり、引き返したい…そんな思いが頭をよぎったその時!
顔を上げると、なんと左手に槍ヶ岳が!!
絶妙なタイミングで「槍見台」が現れ、槍ヶ岳の絶景ビューに励まされます。
一気に疲れが吹き飛びました。ここでやっと4分の1ぐらいです。
蝶ヶ岳まで3km、稜線まではどれぐらいだろう…。
横尾ルートの魅力は、槍ヶ岳を見ながら登れるところ。ほんと、この景色があるから頑張れる。
傾斜が急なところには木の梯子がかかっています。
登りやすいように整備してくれていることが有り難いですね。
やっと残り2kmのところまで来ました。稜線まではあと1kmぐらいかな…。
岩がゴロゴロしていて決して歩きやすい道ではありませんが、迷うような場所はないので安心です。
第3ベンチ、と言われても後どれぐらいなのか…。なかなか稜線が見えず疲れもピークに。少し不安になってきたあたりで…
ようやく視界が開けました。ということは、振り返ると…
ドーン!!!突然現れた大迫力の槍・穂高連邦に言葉を失います。
槍ヶ岳、大キレット、北穂高、涸沢岳、奥穂高、前穂高と北アルプスのオールスターが勢揃い。
そう、この景色を見るためにここまでやってきたんです。
そして蝶ヶ岳までいよいよ残り1km。
稜線はもう目の前です。最後の力を振り絞って。
稜線に出ました!
正直、山頂よりもここからの景色が一番感動しました。
梓川を挟んで向かい合う常念山脈と槍・穂高連邦。向こう側からこちら側を見る日がいつか来るのだろうか…。
目指すはあの尖った槍の穂先!
右へ行くと蝶ヶ岳、左へ行くと蝶槍を経て常念岳へと続いています。
常念方面への稜線。
蝶ヶ岳方面への稜線。
安曇野方面は雲の下。
さあ、ここからは雲上の稜線歩きの始まりです!さっきまでの辛さが嘘のように足取りが軽い〜♪
振り返るとこの景色!歩いてきた稜線が美しい。蝶ヶ岳までずっとこの景色を背にして歩いていきます。
蝶ヶ岳山頂到着!と思ってハイタッチして喜びましたが、ここはまだ山頂ではありませんでした。
「瞑想の丘」と呼ばれる場所で方向指示盤があります。
お天気が良ければ富士山まで見渡せるビュースポットですよ。
ようやく「蝶ヶ岳ヒュッテ」に到着。その向こうに見えるのが蝶ヶ岳山頂です。
山頂へ行く前にヒュッテで美味しいと評判のカルボナーラと天津飯を注文。
カルボナーラが見た目以上におしゃれな味で美味しかった〜♪
ヒュッテにはオリジナルの登山バッジや手ぬぐいなども売っているので記念にぜひ!
登山バッジは何種類かありましたが、蝶々のモチーフが可愛くてこれに即決。
三俣ルートの名物ゴジラモチーフのものもありました。
蝶ヶ岳ヒュッテのテント場。
ここにテント張ったら、美しい夕日はもちろん、朝日に照らされて輝く槍穂高のモルゲンロートも見られるんだろうな…。次はここでテント泊しよう。
幕営数:約30張
料金:2,000円(1泊/大人1名)
予約:不可(先着順)
10時40分、蝶ヶ岳登頂!
山頂はいたってシンプル。
山頂付近からの眺望。北アルプス一望です。
左には槍ヶ岳、右はピラミッドのような常念岳、その向こうには大天井岳。
もっとゆっくりしたいけど、時間がないので泣く泣く下山開始。何度も何度も立ち止まり、振り返っては感動。そうこうしてるうちに旦那に置いていかれるのはいつものこと(笑)
下山は徳沢ルート(長塀山ルート)を使って徳沢キャンプ場へと戻ります。その名の通り、恐ろしく長い道のりでした。
ぬかるんで歩きにくいところもあります。
妖精の池。ふんわりとした雰囲気で妖精が住んでいそうですね。色とりどりの高山植物も咲いていました。
樹林帯に入るともう景色はありません。延々と森の中を下っていくだけです。
実は下山を始めるとすぐ足の痛みに気づきました。捻挫とかそういう痛みではなく、靴が足首に触れると激痛!神経に触れてるみたいな感じの痛さでとにかく痛くて仕方ないんです。ゆっくりしか歩けず、大幅に時間をロスしてしまいました。
写真を撮る余裕は全然なかったけど、なぜかこのキノコだけ撮ってました。
16時30分、徳沢キャンプ場到着。3時間で下山する予定が4時間以上もかかってしまいました。
今からテント撤収して上高地に向かっても、上高地発の最終バス(17時30分)には間に合わないので、急遽徳沢でもう1泊テント泊することに。楽しみにしてた平湯温泉のお宿も泣く泣くキャンセルしました。
3日目(徳沢~上高地)
予定になかった3日目の最終日、今日は帰るだけなので朝は比較的ゆっくり。
唯一残っていた食料、フリーズドライの「畑のカレー」が朝ごはん。(そういえば昨晩もカレーだったけど…)
このカレー、フリーズドライにしては本格的な味で美味しいのでかなりおすすめです!
3日目は、徳沢から上高地まで約2時間の道のりを歩き、上高地からシャトルバスであかんだな駐車場まで戻ります。そこから大阪の自宅へは車で約4時間半の長旅です。
中間地点の明神まで戻ってきました。ちょっと休憩。
明神館では食事ができます。明神カレーライスが気になる〜。そういえば昨晩も今朝もカレーだった…。
まっすぐ行くと行きと同じ梓川左岸を通る最短ルートですが、せっかくなので行きとは別のルートを歩きます。
「河童橋・明神方面」と書いてある方へ進み、梓川右岸を通って上高地へ戻るルートです。(観光客の多いルート)
左岸ルートより多少時間はかかりますが、湿原にかかる木道の上を歩く楽しいルートですよ。
河童橋まで戻ってきました。
上高地バスターミナルまで戻り、行きと同じ「上高地食堂」でランチ。
下山後の疲れた体を満たしてくれるのは、やっぱり山賊焼定食でした(笑)
徳沢キャンプ場の紹介
奥上高地に位置する「徳沢キャンプ場」は緑豊かでのんびりできる素敵なキャンプ場です。
上高地から歩いて約2時間の場所にあり、徒歩でしかアクセスできません。
そのため、賑わう上高地とは対照的に観光客はほとんどおらず、登山やトレッキング目的の方が多い印象。
ここをベースキャンプにして、蝶ヶ岳や槍ヶ岳、涸沢を目指すもよし、のんびりキャンプ目的で訪れるもよし、いろんな楽しみ方ができますよ。
幕営数:約100張
料金:1,400円(1泊/大人1名)
予約:不要
お風呂:徳沢園宿泊の方のみ利用可(キャンプ場利用は入浴不可)
※レンタルテントあり(有料/要予約)
キャンプ場の目の前にある宿泊施設「徳澤園」。
山小屋というより、もはやおしゃれなリゾートホテルです。
キャンプ場の受付はここで行います。
何度もお世話になった「みちくさ食堂」は、滞在中の心強い存在!
喫茶や食事、売店もあります。
木の温もりが感じられるレトロな店内。
なんておしゃれなインテリア。山奥の食堂とは思えないです。
みちくさ食堂では、キャンプ場利用の方向けに夕食のテイクアウトも行っています。希望の方は17時までに現地にて予約し、指定の時間に取りにくるシステム。
メニューはカレーライス、おでん、ライスの3種類。
カレーライス(950円)。お肉の美味しさにびっくり!ズッキーニとパプリカのピクルスが添えられています。
おでん(650円)は7種類入っています。疲れた体に染み渡る美味しさでした。
通常の食事メニューは14時ラストオーダーで、ピザのみ15時までいけるそうです。
ソフトクリームはぜひ食べておきたい一品!シーズン中の週末は行列ができるほど人気なのだとか。
雑貨類やお菓子、アルコールも売っています。
みちくさ食堂の隣の売店「みちくさショップ」でも、Tシャツやバンダナ、ステッカーなどお土産が買えますよ。
徳沢キャンプ場は水場がとても綺麗で充実しています。飲料水もここで汲めるので、その分荷物を軽くできて助かりますね。
トイレはキャンプ場から上高地方面に少し行ったところに公衆トイレがあり無料で利用できます。
水洗トイレでトイレットペーパーも設置されています。和式メインですが洋式も1つありました。
みちくさ食堂の横には、100円で利用できる有料トイレもあります。こちらはウォシュレット付きでかなり綺麗なトイレです。
ちょっとした休憩にも便利な多目的利用施設「TOKUSAWA BASE」。
穂高連邦を望む展望台やボルダリング体験ウォール、図書スペースもあって、雨の日にはここでゆっくりできそう。
ちなみに、建物のすぐ左脇が蝶ヶ岳の登山口となっています(徳沢ルート)。
まとめ
北アルプスの展望台として圧倒的な景色が楽しめる「蝶ヶ岳」。憧れの槍ヶ岳や穂高連邦を目の前に、夢のような稜線歩きを楽しんでみませんか。北アルプスデビューの山としてもおすすめなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。