こんにちは、カエルハイカーです。夫婦で登山やキャンプを楽しんでいます。
キャンプを始めたはいいけど、テントにタープに机に椅子に…と物がどんどん増えて収納場所に困る…。
そんなお悩みをお持ちの方も多いのでは?特にマンションにお住まいだとなおさらですよね。
そこで今回は、マンション住まいの私たちが「狭いスペースでも設置できる大容量の収納棚」を手作り(DIY)してみたのでご紹介したいと思います。
マンションにお住まいの方も、一軒家にお住まいの方も、ぜひ参考にしてみてください。
棚板の高さが自由自在に変えられる
棚板の枚数を増やすことができる
安定感がある
サイドに物がかけられる
壁に穴を開けたりしないので賃貸でもOK
それでは早速作り方を見ていきましょう。
収納棚の見取図
見取図?というのか微妙ですが・・・^^;
こういう棚を作ります。
図をクリックすると拡大します。
図に書き忘れましたが、上下を「ラブリコ」というDIYパーツで固定します。
壁に穴を開けたりする必要がないので、賃貸の方でも気軽に作っていただけますよ。
収納棚の材料
必要な材料は下記の6つです。
① 2×4(ツーバイフォー)材:6本 (床から天井までの高さマイナス95mmの長さ)
支柱になる部分です。
マイナス95mmというのは、上下を「ラブリコ(DIY用パーツ)」で固定するのでその分の長さを引いてあります。
例えば、棚を作りたい場所の床から天井までの高さが2300mmなら、2205mmの長さの2×4材が必要です。
2×4材はホームセンターで購入すれば、好きな長さにカットしてもらえるので便利ですよ。
② 棚板:6枚 (お好きな枚数で)
棚板1枚のサイズは、今回は「横740mm×奥行300mm×厚み18mm」で作っていますが、ご自宅の設置場所の広さに合わせて横幅や奥行きをアレンジしてください。
板の厚みもお好みですが、あまり薄いと重たいものを乗せた時にたわんでしまうので、18mmぐらいあれば安心かと思います。
板自体は、ロイヤルホームセンターで1枚の大きな集成材(3900円ぐらい)を買って、今回のサイズにカットしてもらいました。その場で10分もかからずにカットしてもらえるので便利ですよ。
我が家は6枚の棚板を設置していますが、物が増えてきたので2枚ほど増やす予定です。
③ 棚受けレール (棚柱・ガチャ柱とも呼ぶ):8本
「LAMPのステンレス製の棚受けレール(1820mm)」をロイヤルホームセンターで買いました。
厚みが3mmと薄いので、支柱と棚の間にほとんど隙間ができないのが良いです。
棚受けレールの長さは、支柱の長さより短ければOK!
上の方まで棚を設置したければ長めを購入してください。
ネットでも購入できます↓
④ 棚受けレールを取り付けるネジ
棚受けレールを支柱に取り付けるネジ(ビス)が、1つのレールにつき12個必要です(今回のLAMP製棚受けレールの場合)。
今回はレールが8本あるので、12×8=96個必要になります。
「さら木ネジ 呼び3.1」の16mmのものを購入しました。
ネットでも買えます。
棚受けレールの取り付けは電動ドライバーがあると一瞬で終わります。
我が家はマキタのインパクトドライバーをこの機会に購入しました。
穴あけとネジ締めが同時にできて、めちゃくちゃ楽です。
頻繁に使うわけじゃないしお金をかけたくない…。
という方は、低価格でコスパの良いアイリスオーヤマのインパクトドライバーもおすすめですよ。
⑤ 棚受金具: 必要な個数
棚板を乗せる金具です。
棚板1枚につき4個必要。
例えば6枚棚板を設置するなら24個必要です。
棚受けレールと同じLAMPの「SPE-FB20S型」を購入しました。
⑥ ラブリコ (6セット)
最後に、支柱を床と天井で固定するDIYパーツ「ラブリコ」。
天井側と床側が1セットになっています。
2×4材の両端にかぶせて取り付けます。
支柱の本数分(6セット)購入しました。
カラー展開は、ホワイト、ブラック、ナチュラルグレージュ、ヴィンテージグリーンがありました。
収納棚の作り方
① 2×4材に棚受けレールを取り付ける
支柱となる6本の「2×4材」に、棚受けレールを取り付けます。
インパクトドライバーでネジ(ビス)を打って固定します。
・棚受けレールの取り付け位置が6本ともきちんと揃うよう注意!
・真ん中にくる支柱2本は、両面に棚受けレールを取り付ける。
② 2×4材の上下にラブリコを取り付け、支柱を6本立てる
上下にラブリコをはめたら、設置したい場所で支柱を立てる。
ラブリコ上部のネジを回していくと、天井にしっかり固定できるようになっています。
③ 棚板を乗せて完成
棚受レールの好きな場所に「棚受金具」を取り付け、棚板を乗せれば完成!
寝室の隅っこ、ベッドの足元に設置しています。
上のほうにまだまだ余裕があるので、棚板を増やしても良いのですが…
地震対策を考えて、今のところ上の方には棚を設置していません。
④ サイドにフックを付けて収納力アップ
柱のサイドにフックを付けて、収納を増やしてみました!
登山のストックや、収納ポケットなどをかけています。
フックはセリアのものです。
収納棚の注意点
この収納棚は、棚板を乗せているだけで固定はされていません。
地震の際、棚板がスライドして落ちてくる恐れがあるので、設置場所には十分注意してくださいね。
寝室やお子様が遊ぶような場所には設置しないほうが良いかと思います。
我が家は寝室に設置してるので、上の段には重たいものをなるべく置かないようにしていますが、ストッパーを付けるなど、さらに地震対策を強化する予定です。
まとめ
大容量の収納棚さえあれば、好きなキャンプグッズを我慢する必要もなく、理想のキャンプライフを楽しむことができますよ。
棚板の位置や枚数が調整できるので、お持ちのアイテムに合わせてアレンジを楽しんでみてくださいね。