こんにちは、登山歴1年半のカエルハイカーです。夫婦で登山やキャンプを楽しんでいます。
2021年4月下旬、滋賀県の「湖南アルプス 堂山」に登ってきました。
標高384mの超低山ですが、侮るなかれ!
連続する岩場、ロープ、渡渉とワイルドな登山道で翌日は筋肉痛間違いなしのコースですよ(笑)
山頂からの琵琶湖の絶景もお楽しみに♪
※ここに記載の内容は2021年4月現在の情報です。
お隣の金勝アルプスの記事はこちら↓
[湖南アルプス 堂山] 5つのおすすめポイント
- 岩場、ロープ、渡渉、シダの道とワイルドな登山道が楽しめる
- アルプスのような景観が楽しめる
- 山頂から琵琶湖を一望
- コールポイントが多く安心
- 人が少なく穴場
[湖南アルプス 堂山] 注意点
- ザレた道で滑りやすいので滑落・転倒に注意
- 渡渉箇所では岩が濡れていて滑りやすい
- 道迷いの恐れがあるのでYAMAPなど地図アプリがあると安心
山頂でお会いした方は、途中道に迷われたようで「道なき道を登ってきて大変でした」とおっしゃっていました。遭難事故も何件か発生しているようなのでYAMAPなどの地図アプリがあると安心ですね。
[湖南アルプス 堂山] 駐車場とアクセス
駐車場
上記地図の
①田上公園駐車場(無料)
②田上枝公園駐車場(無料)
がおすすめです。
登山口の近くにも林道の脇に狭い駐車スペースが数か所ありますが、各1〜2台しか止められないし道も狭いので、運転に自信のない場合はあまりおすすめできません。
①田上公園駐車場(無料)
今回はこちらに停めさせていただきました。
堂山ルート(時計回り)登山口まで→徒歩約15分
堂山ルート(反時計回り)登山口まで→徒歩約35分
・料金:無料
・収容台数:8台ほど(白線がないので何台止まるのか不明)
・トイレあり
②田上枝公園駐車場(無料)
①の田上公園駐車場のすぐ近くにあります。利用したことはありませんが、見た感じ20台以上停まりそうな広い駐車場でした。
堂山ルート(時計回り)登山口まで→徒歩約20分
堂山ルート(反時計回り)登山口まで→徒歩約40分
・料金:無料
・収容台数:22台ほど
・トイレあり
アクセス
■マイカー利用
京滋バイパス 「石山IC」より車で約10分
(大阪方面より約60分、名古屋方面より約90分)
■公共交通機関利用
「JR石山駅」よりバス(帝産湖南交通)で約20〜30分 (「アルプス登山口」で下車)
[湖南アルプス 堂山] 登山ルートと歩行時間
今回のルート
▼下記地図の赤線ルート
今回は、田上公園駐車場をスタートし、反時計回りで堂山を目指すルートです。
田上公園駐車場 → 迎不動 → 迎不動堰堤 → 鎧堰堤 → 堂山 → 天神川ダム堂山登山口 → 田上公園駐車場
歩行時間
総歩行時間:約4時間 (休憩含む)
途中30分ほど休憩したので、実際に歩いた時間は3時間半ぐらいかなと思います。
標高が低いので、急登もそんなになく体力的には楽でした。
ただ、岩をロープでよじ登ったり、体全体を使う場面が多かったです。
岩場が多く滑落の危険箇所もあるので、十分注意して登ってくださいね。
[湖南アルプス 堂山] 登山
田上公園駐車場前のマップでルートやトイレの位置などを確認。
まずは登山口となる迎不動を目指します。
駐車場を出発して川のほうへ歩いていきます。
川に沿って田上公園を抜けていきます。
途中で道が分かれますが、どちらに進んでもOK!公園の中を通るか外を通るかだけの話で最終的には同じ場所に出ます。
左のほうが川沿いで風情がありました。
ここまで来たら本来は左へ進むのですが、この日は通行止めだったのでまっすぐ行きます。
工事現場の方が「登山の方ですか?」と気にかけてくださったので、迷うこともありませんでした。
川の対岸が通行止めになっています。本来はあちらの道を通るようです。
林道に入り、それっぽくなってきました。登山口まではしばらくアスファルトの道を歩きます。
出発してから約35分、ようやく登山口の迎不動までやってきました。トイレもあって安心ですね。
こちらが迎不動。ここを目指して歩いてきてくださいね。
迎不動の反対側、ピンクリボンの手前を左に下ります。「堂山」と書いてあるので分かりやすい。
いきなり渡渉からスタート!
うまく飛び石があってよかったー。
序盤からドボンは避けたいので慎重に。
美しい景色に期待が高まります。
最初はシダが生い茂る道を登っていきます。
迎不動堰堤まできました。立派な堰堤です。
岩岩感が出てきましたね。
さらに進んでいくと滝ポイント!水量も多くなかなかの迫力。
渡渉箇所が多いので滑らないように気をつけて。
2つ目の堰堤「鎧堰堤」まできました。
こちらも立派な堰堤です。
「堂山・新免」と書いてあるほうへ下ります。
ちょっと雰囲気が変わって開けました。「阿弥陀ヶ原」というそうです。
阿弥陀ヶ原をしばらく進み、また森の中へ入ります。
「D-4」のコールポイントが目印!「堂山・新免」の方へ。
どんどん進んでいきます。標高が低いので登りが少なくて助かる〜^^;
開けそう!
開けた場所に出ました!正面に見えているのがこれから向かう「堂山」です。
ピークが2つありますが、奥が堂山。
見晴らしの良い尾根歩き!ここからが楽しいんですよ。
ひゃー、急!(怖)
ザレていて滑るので慌てず慎重に。
消防局の方たちはトレーニング?サスケのようにヒョイヒョイと下りて行かれました。さすが!
あっという間にあんなところまで!あそこを登るのか〜
登りもなかなか急です。
奇岩・巨岩があちこちにゴロゴロ。
岩と岩の間を手を使って登ります。
改めて見下ろすとめっちゃ怖いー!
登山道がザレザレなので滑落には注意です。
登りきったらこの景色!岩のパラダイスや〜!
まだまだ岩の道は続きます。
なんかモニュメント的な岩が!自然の芸術ですね。
ピークっぽいですが、ここはまだ頂上ではありません。
向こうが本当のピークです!
行き止まり?と思ったら、この岩壁をよじ登ります。ロープがあるのでなんとか登れました。
ここを超えれば山頂は目前。
384m、堂山登頂!
トトロがお出迎えしてくれました。癒されます。
山頂からは琵琶湖、草津・大津の町並み、比叡山も!
岩の上に座って、20分ほど景色を見ながら休憩しました。
山頂は狭いのでゆっくりお昼ご飯を食べる感じではないかな。
一応ベンチが1つありました。
ここが三角点かな?タッチして下山。
下山もしばらくはザレた道なので気をつけて!
下りも渡渉が多いです。岩の上は濡れていて滑るので注意してくださいね。
大きな一枚岩の上で滑って転倒している方がおられました。
シダの迫力がすごい!
顔!!(笑)意図的?
天神川4号堰堤です。
麓まで下りてきました。川の向こうに渡らないといけないのですが、、、
飛び石がありました!
石が不安定なのでドボンの危険性あり。浅いので落ちても大丈夫ですが^^;
川を渡りきったら左手に斜面があるので、そこを登れば行きに通ってきたアスファルトの道に出ます。
ありがとう湖南アルプス、また来るよ〜
アスファルトの道に出たら、あとは駐車場へ戻るだけです。
まとめ
岩のパラダイス、湖南アルプス(堂山)をご紹介しました。
岩場あり、ロープあり、渡渉ありで、登山というよりは冒険しているようで最高に楽しい山でした。
稜線ではアルプスのような雰囲気が味わえ、低山とは思えない迫力ですよ。