こんにちは、カエルハイカーです。夫婦で登山やキャンプを楽しんでいます。
2021年最初のキャンプは三重県の紀伊長島にある孫太郎オートキャンプ場へ行ってきました。
目の前に海、すぐ後ろに山という大自然に囲まれた絶景ロケーションで、オールシーズン楽しめるキャンプ場です。
三重県の南のほうなので、冬でも比較的暖かい気候ですよ。
※ここに記載の内容は2021年1月現在の情報です。お出かけの際は公式ホームページで最新情報をご確認ください。
孫太郎オートキャンプ場
5つのおすすめポイント
- 海が目の前!オーシャンビューの絶景ロケーション
- 電源サイトもあり高規格(設備が整っている)で初心者にもおすすめ
- 温泉がすぐ近くにある
- 星がとても綺麗に見える
- 釣りやカヤック、体験教室などキャンプ以外も楽しめる
孫太郎オートキャンプ場の魅力
オーシャンビューの絶景サイト【サイト紹介】
孫太郎オートキャンプ場の一番の魅力はサイトの目の前が海というとこ!その素晴らしい景色を遮るものなく間近に楽しめるのがAサイトです。
孫太郎オートキャンプ場
5つのサイト
Aサイト | 海が目の前で眺めが抜群、AC電源(15A)付き |
Bサイト | 海から通路を挟んで2列目 |
Cサイト | 山側(海まで50mほど) |
Dサイト | 山側(海まで50mほど)、やや傾斜あり |
フリーサイト | 開放感のあるサイト(ロープで区分けされている) |
各サイトを順番にご紹介します。
Aサイト
Aサイトは海に一番近いサイトで人気があり、予約もAサイトから埋まっていきます。
AC電源(15A)が付いているので、その分お値段も一番高くなっています。
シーズンによって異なりますが、1泊 6,050円〜9,900円です。
私たちのサイトはAサイトの17番。
AC電源は使わないけど、海の近くが良かったので1ヶ月以上前からAサイトを予約。
サイト番号は指定できないので、どこになるかは当日のお楽しみです。
両隣のサイトとは垣根で区切られているので周りの視線が気になりにくく、プライベート感があってよかったです。
地面は芝生になっていて柔らかくて気持ちいいし、ペグも刺さりやすい!
冬は枯れた芝生が静電気でくっついてテントが芝生だらけになるのでご注意を(笑)
サイトの広さはキャンプ場のパンフレットに10m×10mと書いてあったので一般的な大きさだと思います。でもちょっと狭く感じたのは垣根があるから?
私たちのテントは小型2ルームなので、テントの位置を工夫すればタープを張れると思うけど、大型2ルームだとタープは微妙な感じかも・・・。
一応規定では1区画につきテント1張(3~6人用)、タープ1張までとなっているようです。
ファミリーやグループの方は、2サイト使っている方も多かったですよ。
基本は隣同士や近くになるよう配慮してくれるみたいですが、予約時に伝えておくと安心ですね。
お隣のキャンパーさんはAサイトとBサイトを向かい合う形で2サイト使われていました。向かい合ってキャンプができるのでアリですね。
Bサイト
Aサイトと通路を挟んだ反対側にBサイトがあります。写真の右側がAサイト、左側がBサイトです。
基本はAサイトと同じですが、AC電源は付いていません。Bサイトからも十分きれいに海が見えました。
Cサイト
Cサイトは山側のサイトになります。
A・Bサイトに比べると縦に長い印象を受けました。Cサイトの広さは11m×12mで他のサイトより広いようですが、区画によってバラツキがあります。
Dサイト
DサイトもCサイトと同じく山側のサイトになります。少し傾斜がありました。森に近いので夏は涼しそうでいいですね。
広さは9m×9mと少し狭め。こちらも区画によってバラツキあります。
ソロキャンプ向けの狭さの区画も。
フリーサイト
海側のA・Bサイトと山側のC・Dサイトのちょうど中間に位置する開放感あるフリーサイト。人気のAサイトに密集してこちらはガラガラでした。
ここからも海が見えるし、混雑していなければのんびり過ごせて穴場かも。
車もすぐ近くに置けるのでオートサイトと変わりないです。
フリーサイトは先着順ですが、ロープできちんと区切られているので遅く着いても安心ですね。
区画の広さは8m×7mですが、車は区画内には止めないので以外と広く使えそう。
設備が充実していて快適【設備紹介】
孫太郎オートキャンプ場は設備がとても充実しています。
センターハウス
キャンプ場の中心にある管理棟センターハウス。
受付(チェックイン・チェックアウト)、トイレ、シャワー、コインランドリー、売店など必要なものはだいたいここに集約しています。
温泉の割引入浴券もここで買えます。
自動販売機もありました。
山積みになっているマキは売店で購入できます。
このあたりは尾鷲ヒノキが有名なのでヒノキかな?売店でマキを買ったらヒノキのいい匂いがしたのでそうかも!
トイレ
センターハウス内の水洗トイレです。清掃が行き届いていて綺麗な印象でした。
洋式は男女各1つづつしかなく、あとは全て和式になります。障害者用トイレもありました。
もちろん24時間利用できます。
コインランドリー
コインランドリーもあるので海水浴の後や連泊の時も便利ですね。洗剤は売店に売っていました。
シャワー
温水の出るシャワーブースもありました。コインシャワーで3分100円です。
売店
炭やマキ、各種燃料、タオルや洗剤、お酒やアイス、ちょっとした食料や調味料まで置いてありました。忘れ物をしても安心ですね。
売店は20:00に閉まります。夜中に無性にカップラーメンが食べたくなる方(うちの旦那さん)、お買い忘れなく!
炊事棟
炊事棟は2か所あります。広くてとても使いやすいです!
海を見ながら洗い物ができて非日常な感じですよ♪
三角コーナーは置いてありましたが、洗剤やスポンジはないので各自持参を。
ゴミ置場
ゴミ置場も2か所あります。どちらも炊事棟の近くなので便利。
ゴミ袋はセンターハウス内に置いてあるので自由にもらってOKでした。
燃えるゴミ
缶、ビン、ペットボトル、貝殻
炭捨て場
星が驚くほど綺麗に見える
夜ふと空を見上げると星の綺麗さに驚きます!
キャンプ場の周りは明かりがほとんどないので、普段は見えないような星まではっきりと見えるんです!星ってこんなにあったんだって感動します。
空気が澄んでいる冬は特に星空観察にオススメの季節。外は寒いですが防寒対策をしっかりして是非満点の星空を楽しんでみてください。
孫太郎オートキャンプ場の注意点
料金が高め
孫太郎オートキャンプ場は設備が整った高規格なキャンプ場。それゆえ料金は少し高めです。
金額はシーズンや日にちによって下記の4パターンに分かれます。
1月10日に宿泊した私たちはカレンダーの緑色ゾーンの金額なので、電源付きのAサイトに7,150円で泊まれましたが、ピークシーズンだと9,900円。た、たかい・・・。
特に、梅雨明けの7月後半から8月は一気に高くなりますね。料金が安い、虫がいない、人も少なくて快適に過ごせる晩秋~冬にかけてが本当のキャンプベストシーズンかも。
冬は枯れた芝生がくっつく
孫太郎オートキャンプ場は地面が芝生になっています。春夏の緑に茂った芝生はキャンプに最高ですが、冬は枯れた芝生が静電気でテントにくっつきます。
気がついたら靴下にもいっぱい芝生が付いていて、テントの中のラグも芝生だらけ(笑)
撤収時も芝生の上でテントを畳むので、芝生まみれのテントを持ち帰ることに。叩いたりしてある程度は取れますが、それでもやっぱり残ります。
コロコロや充電式掃除機を車に積んでおくと便利だなと思いました。
芝生がくっついても、それでもやっぱりキャンプは最高です!芝生にまみれ、自然にまみれ、これからも思いっきりキャンプを楽しみたいです!
孫太郎オートキャンプ場の雰囲気
キャンプ場への出入りは必ずこのゲートを通ります。ゲートは21時に閉まり、それ以降に外出する場合はゲート外の駐車場に車を止めることになるので注意が必要。
ゲートをくぐってセンターハウス(管理棟)までの道の左右にフリーサイトがあります。
キャンプ場の目の前が海岸になっていて、遊泳は禁止ですが釣りやシーカヤックが楽しめます。釣り竿のレンタルや釣り餌の販売もあるようなので手ぶらで来ても大丈夫そうですね。三日月形の湾になっているので波も穏やかです。
海岸には大きなヤシの木が植えられていて、リゾート感が溢れています。
サイトと海の間は遊歩道になっていて、サイト横の通路から出ることができます。
日が暮れてくると、ところどころ灯りが灯りいい感じ。
山側には林間散策路があり、地震発生時の避難路にもなっているようです。
海岸の端のほうにひっそりと小さな神社がありました。年越しキャンプの初詣にちょうどいいですね。
キャンプ場の一番奥にあるシーサイドコテージエリア。もちろん目の前は海!
少人数からグループ向けまで様々なタイプのコテージがあるようです。雰囲気もよさげだったので、キャンプはちょっと・・・という方にもおすすめですよ。屋根付きのテラスでBBQを楽しんでいる方が多かったです。
孫太郎オートキャンプ場周辺のおすすめスポット
道の駅マンボウ
高速道路を降りてキャンプ場へ向かう途中にある道の駅マンボウがおすすめ!
紀伊長島で採れた新鮮な海の幸が買えます。私たちは行きも帰りも立ち寄りました(笑)
マンボウ、さんま寿司、渡利の牡蠣などがこの辺りの名物。
お食事処マンボウでは紀伊長島で採れた新鮮な魚介をいただけます。
カキフライ定食1,000円
三重県紀北町の白石湖で養殖された渡利牡蠣。弘法大師の伝説から弘法牡蠣とも呼ばれ、ほとんど地元にしか出回らない幻の牡蠣なのだとか。
小粒ながら牡蠣の味がぎゅっと濃縮されていてとても美味しかったです。
お刺身定食1,000円
マグロ、ブリ、カツオ、イカのお刺身の盛り合わせ。派手さはありませんが、新鮮なだけあってこちらも美味しいです。
外に出るとテラスになっていて海が見渡せます。
道の駅マンボウに来てマンボウを食べずには帰れない!というわけで初マンボウにチャレンジ。
串焼きと唐揚げが売っていてどちらも美味しそうでしたが店員さんおすすめの串焼きをチョイス。
食べた瞬間、え?これ鶏肉?と思うほど弾力があって鶏肉そっくり!お味は白身魚なのであっさりしていてペロリでした。
サンマもおすすめです!さんま寿司とさんまの干物を買って帰りましたが、どちらも大当たりでした!
店内では新鮮な魚介や干物、加工品など様々な特産品を買うことができます。
亀の手、初めて見ました。亀の手って本当の亀の手だと思っていたら違うんですね(汗)
亀の手にそっくりですがエビやカニと同じ甲殻類だそうです。
貝のような食感で湯がいて食べると美味しいそうですが、ちょっと見た目がリアルすぎて・・・。
美味しそうな干物がたくさん!
さんまの干物と鯖の干物を買って帰りましたが、さんまが大当たりでした。
さんま寿司も美味しかったし、さんまおすすめです。
一番のおすすめはこちら!マグロのなめろう。
なめろうは生魚を細かく叩いて調味料や薬味で味付けしたものです。
キャンプの時にメスティンで炊いたご飯に乗せて食べたら最高でした。
魅力的なものが多くてついつい色々買ってしまう危険な道の駅マンボウ、キャンプの前後にぜひ訪れてみてください。
道の駅 紀伊長島マンボウ
営業日:年中無休
営業時間:
[平日] 8:15~18:00
[土日祝] 8:00〜18:00
※レストランは9:00〜17:00
日帰り温泉 ホテル季の座
孫太郎オートキャンプ場から車で約2分のところにある、きほく千年温泉ホテル季の座(ときのざ)で日帰り入浴ができます。
エントランスからも伝わってきますがとっても雰囲気の良い温泉宿です。
2021年1月現在コロナの影響で日帰り入浴休止となっていますが、孫太郎オートキャンプ場利用の方はキャンプ場の管理棟で販売している入浴券を購入すれば利用することができます。
しかもキャンプ場利用の方は入浴料金が割引になり、通常1,100円のところ700円で利用できます。(入浴料のみでタオルは付いていません。)
事前にキャンプ場の管理棟で入浴券を購入します。12:00~14:00、18:00、19:00、20:00と時間が選べますが、ご飯の前に行きたかったので18:00にしました。
お風呂の中は写真が撮れないのでホームページより画像をお借りしました。露天風呂はインフィニティな感じで幻想的。ビーチのヤシの木が見えて南国の雰囲気も感じられました。
こんなに素敵な温泉がキャンプ場のすぐ近くにあるのは嬉しいですね。
きほく千年温泉 ホテル季の座
営業時間:12:00~20:00(最終受付) ※21:00まで入浴可
入浴料金:大人1,100円 ※キャンプ場利用の場合700円
公式HP : http://www.1000kodo.com/
※タオル販売あり(有料)
※ボディーソープ、シャンプー、コンディショナーあり
孫太郎オートキャンプ場の詳細情報一覧
営業日 | 通年営業 |
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予約方法 | ネット予約のみ 予約はこちらから |
チェックイン | 14:00〜18:00 |
チェックアウト | 08:00〜12:00 |
サイトの種類 | Aサイト(海側1列目、AC電源15A付) Bサイト(海側2列目) C・Dサイト(山側) フリーサイト |
料金 | 【Aサイト】6,050円〜9,900円 【Bサイト】4,400円〜7,700円 【Cサイト】3,850円〜7,150円 【Dサイト】3,300円〜6,050円 【フリーサイト】3,300円〜4,950円 ※日によって料金が異なります。詳しくはこちら |
キャンセル料 | 予約日翌日~利用日の15日前まで 500円 利用日の14日前~8日前まで 20% 利用日の7日前~前日まで 50% 当日のキャンセルまたは連絡なし 100% ※日程変更の場合、3ヶ月以内であれば1回に限りキャンセル扱いにはなりません。 |
車の横付け | 可 |
炊事場 | あり |
トイレ | あり(水洗) |
シャワー | あり (コインシャワー 3分100円) |
お風呂 | なし |
レンタル用品 | テント、タープ、ペグ、サブポール、焚き火台、ランタン、テーブル、チェア、寝袋、毛布、ロールマット、グランドシート、延長コード、ツーバーナー、シングルバーナー、ダッチオーブン、BBQコンロ、七輪、カセットコンロ、鍋、土鍋、飯ごう、フライパン、まな板、包丁、ざる、ボール、お玉、ホットプレート、釣り竿 |
その他設備 | シーサイドコテージ、ログキャビン、コインランドリー、売店、卓球、自販機、体験教室 |
周辺温泉 | きほく千年温泉 ホテル季の座 (車約2分) |
周辺スーパー・コンビニ | 主婦の店長島店 (車約8分) ショッピー中州店 (車約8分) オークワ紀伊長島店 (車約8分) ファミリーマート (車約9分) |
周辺観光 | 道の駅マンボウ 城の浜海水浴場 熊野古道 きいながしま港市(朝市)※毎月第2土曜 |
住所 | 〒519-3204 三重県北牟婁郡紀北町東長島3043-4 |
アクセス | 紀勢自動車道 紀伊長島ICより約10分 |
公式HP | http://magotarou.com |
TEL | 0597-47-5371 |
※上記の内容は2021年1月現在の情報になります。お出かけの際は公式ホームページで最新情報をご確認ください。
まとめ
大阪から約2時間半、ちょっと遠いけど来て良かったと思える素敵なキャンプ場でした。
綺麗な景色やキャンプ場の雰囲気を重視される方はもちろん、キャンプ経験の少ない初心者の方にもおすすめです。
満天の星空を楽しみたい方はぜひ冬に訪れてみてください。防寒着はお忘れなく!