こんにちは、カエルハイカーです。夫婦で登山やキャンプを楽しんでいます。
「なにかと荷物が多くなるキャンプ、大きな鍋を持って行くのは大変」
「登山の時、ザックの中で鍋が場所をとってパッキングがうまくいかない」
そんなことありませんか?
私たちも鍋の持ち運び問題には悩んでいました。キャンプで鍋をするとき土鍋を持って行ってたんですが、重くてかさばるし毎回地味にストレスでした。
そんな時見つけたのがシートゥーサミットの折り畳める鍋「X-ポット」だったんです。なにがすごいって、フリスビーのようにぺったんこになるんですよ!ザックやコンテナの隙間に入るので、収納しやすく場所をとらないのがすごくいいです!
軽くてコンパクトで場所を取らないものがいい
おしゃれさより手軽さを優先する
シートゥーサミットって?
シートゥーサミットはオーストラリア発のアウトドアブランドで、軽量でコンパクトになる商品が多いのが特徴。
持ち運びがしやすいことからウルトラライトを求めるハイカーやトレイルランナーにも人気です。
シートゥーサミット X-ポットのスペック
X-ポットには3種類の大きさがあります。今回ご紹介しているのは2.8Lで2~3人用です。
容量 | 4.0L | オススメ! 2.8L |
1.4L |
---|---|---|---|
サイズ (直径×高さ) |
25cm×9cm (折畳み時厚み4cm) |
21cm×12cm (折畳み時厚み4cm) |
19cm×6.6cm (折畳み時厚み4cm) |
重さ | 545g | 325g | 250g |
色 | レッド | グレー、 パシフィックブルー |
オレンジ |
耐熱温度 | 250℃ | 250℃ | 250℃ |
素材
鍋の側面は耐熱性に優れたシリコン、底面はアルミ、蓋はアクリル樹脂でできています。
アルミ部分は火にかけて大丈夫ですが、シリコン部分は直火にあたると溶ける可能性があります。底面のアルミ部分から火がはみ出さないように、そこだけは注意です。焚き火で使うのはNGのようです。
ストーブの上で鍋をすることもあります。説明書にはストーブの上では使えませんと書いてあったので本当はダメっぽいですが・・・。
サイズ
サイズは3種類あって、1.4Lはソロ用、2.8Lは2~3人用、4.0Lはグループ向け。
私たちが使っているのは2.8Lですが、2人で鍋をするにはちょうどいい大きさです。1.4Lや4.0Lに比べてしっかり深さがあるので使いやすく最も人気のあるサイズだと思います。
色
色のバリエーションが少ないのはちょっと残念なところ。
4.0Lはレッドのみ、1.4Lはオレンジのみ、2.8Lのタイプはパシフィックブルーとグレーの2色から選べます。
落ち着いた色が欲しかったので迷わずグレーを選びました。
シートゥーサミット X-ポット 5つのおすすめポイント
①コンパクトに折り畳める
シートゥーサミット X-ポットの一番のおすすめポイントはコンパクトに折り畳めるということ!
折り畳むとたった3〜4cmほどの薄さになります。見た目はまるでフリスビー、投げたらよく飛びそう(笑)
シリコン部分が蛇腹式になっていて、上から押さえるだけで簡単に折り畳むことができます。
これだけ薄いとザックの隙間にすっと入るし、コンテナにも収納しやすいので助かっています。
②軽い
シリコンの素材を使っていることもあり、このサイズの鍋にしてはとても軽く、2.8Lの容量で重さ325g。
軽いと気軽に使えるし、持って行こうという気になりますね。
③湯切り穴がある蓋付き
鍋の蓋には湯切り穴が付いていて、パスタやそうめんなど麺類を湯がいた時にそのままお湯が捨てられます。UFO焼きそばみたいに。ザルを持っていく必要がないのがいいです。
しかも蓋が透明なので、蓋を開けずとも上から中の様子が見えるのもなにげに便利です。
④目盛りが付いている
鍋の内側に500mlごと、2cupごと、それぞれの目盛りが付いています。
プチっと鍋や鍋キューブなど水で薄めるタイプの鍋の素を使う時にめちゃくちゃ便利で助かっています。
⑤鍋の取っ手が蓋のストッパーになる
鍋の取っ手もシリコン素材で柔らかいため、取っ手を折り曲げて蓋をロックすることができます。
取っ手が邪魔になることもなく見た目もスッキリ、持ち運びのときに蓋が外れることもありません。
シートゥーサミット X-ポット 3つの気になる点
①蛇腹部分が洗いにくい
キムチ鍋やカレー鍋など濃厚な料理をした時は、どうしても蛇腹部分に汚れがたまります。
いつもの調子で適当にささっと洗うと、あれ?取れてない!ってなります。しっかり洗えば取れるので、蛇腹部分は少し念入りに洗うようにしています。
②炒め物、揚げ物はできない
シリコン素材の性質上、炒め物や揚げ物はできないようです。
キャンプではフライパンを別に持っていくので炒め物で使う予定はないし、揚げ物をする予定もないので、この点に関して特に不便だなとは思いません。
ただ、最初に具材をちょっと炒めてから煮込むような料理(カレーとかすき焼きとか)をする時はちょっとどうなのかな・・・。と思いましたが、炒める工程を省いて煮込みからスタートすれば良いだけの話なので解決。
③価格が高め
シートゥーサミット X-ポットは2.8Lで6,600円と少し価格が高いです。
アウトドア用のクッカーセットだと大小の鍋やフライパンがついて2,000~3,000円ほどで買えるものが多いので、鍋1つで6,600円は高いなと感じました。
値段は高いけど、折り畳んでぺったんこになる鍋ってなかなかないので、その技術代と思えば妥当な値段なのかなとも思います。
まとめ
SNS映えするようなおしゃれさはありませんが、軽いので手軽に使えるところが気に入っています。
とにかくコンパクトで持ち運びのしやすい鍋を探している方にはすごくオススメですよ。